2010年05月17日

「浅利市政」二期目のスタート

 先般の選挙で当選した浅利市長の二期目がスタートしました。
オール与党対共産党府議の妻、争点なき選挙、そもそも無駄な選挙など、いろいろ言われましたが圧倒的得票差(7対3)で浅利市長が再選されました。しかし、最後まで市民の関心を喚起することが出来ず、投票率は実に30.97%で投票所に行った人が3人に1人にもみたないのが現実です。

 浅利市政二期目の課題は、行財政改革の徹底、教育文化都市を本物に、安心・安全都市の創造、産業振興政策による雇用の確保と税収アップ、空港を活かしたまちづくり、など様々なものがあります。更に、自治基本条例を制定し「市民の参画と協働」を唱え地方分権、地域主権を先取りする体制を整備するも、今回の投票率に見られる「市民の無関心」は如何ともしがたい。これだけ市民が市政に無関心では「市民と行政の協働とパートナーシップ」は絵に描いた餅同然です。

 このままでは36名の議員のうち10名が公明党、7名が共産党(両党で47%)という全国の自治体でも殆ど例のない議員構成を変えることもできず、「普通の市民の思いや願い」が市政に届けにくいことも事実です。
 しかし、これらの政党は「支援者の高投票率」という、合法的手段によって議席を確保しており、感心とともに尊敬に値するものです。

 二期目の浅利市政は、支援団体が多すぎる故、手かせ足かせにならないよう是々非々の立場と公平・公正・公開を原則に支援するとともに、市民の市政に対する関心の向上に取り組みたいと考えています。

市長初登庁
 

fukuokamasaki at 23:58コメント(0)トラックバック(0)政治に関するお話(by福岡正輝)  

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
記事検索
プロフィール

fukuokamasaki

  • ライブドアブログ