2012年07月04日

自衛隊豊中分屯地の地区計画について

 先日の日曜日、豊中市北緑丘にある自衛隊豊中分屯地跡地の地区計画について地元説明会がありました。この地については既に閉鎖され、今後売却が予定されています。市は跡地の売却について周辺地域への環境上の一定の配慮を行うため、地権者(国)との合意形成のもとに土地利用のルールを定める地区計画の適用について協議を進めてきました。

 当日の日曜日は昼夜二度の説明会が行われましたが、悪天候にも関わらず昼の説明会は満席で関心の高さがうかがわれました。市側の説明の後、質疑応答の時間がとられましたが、どんなものがどれくらいの高さで建つのか、周囲に与える環境等の影響はどのようになるのかなど活発で多様な質問がされました。

 この地は都市計画上、第一種中高層住居専用地域と一部は第一種住居地域となっており、マンションや戸建て住宅などのほかに病院、大学、また、一定面積までの店舗や事務所なども建築可能です。今後は手続きにのっとり、地区計画の決定が行われることになっています。

 ところで現在、国立循環器病センターの建て替え問題で箕面市(船場)、茨木市(彩都)、吹田市(操車場跡地)が三つ巴の誘致合戦を展開していますが決定には至っていません。

 そこでこの跡地、広さや物理的な状況から国循移転候補地としては十分可能性があると考えられることから名乗りを上げるべきだと考えています。
特に豊中市は、救命力世界一宣言都市として高度医療地域の中核でもあり豊中ブランドを高める絶好の機会でもあります。

 今後、多方面への働き掛けや研究・検討を重ね、その可能性に取組んでみたいと考えています。



fukuokamasaki at 05:10コメント(2)トラックバック(0) 

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コメント一覧

1. Posted by ご注意ください   2012年07月06日 23:15
この話、自分が思いついた、と自分の手柄のように語る議員がいるのでご注意ください。(決して福岡さんではありません)
2. Posted by 福岡まさき   2012年07月07日 00:41
メールを頂きありがとうございました。
この問題は特定の議員の手柄話にする話ではありませんし、そんなことにはなりません。自衛隊豊中分屯地跡地が4.4ヘクタールあり、都市計画上も建築可能ということで研究・検討をしてみようと言うことです。

現在検討され、国の第三者機関との間で進められている箕面市船場地区(区画整理事業)が国立循環器病センターにとっては勿論、箕面市、隣接地にある千里中央(豊中市)にとっても最適地であれば当然そうなるべきで、強引に豊中地区に誘致する話でもありません。

要は第一候補の箕面市船場地区が実現不可能となった場合のリセット時に候補地として可能か、研究・検討してみるということが重要だと考えています。こんな大きな話を手柄話にしようとする人がいるとすればスケールの小さな話であり、そもそもこの発想については多くの方が持っていたものです。

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