2014年02月12日

「行政視察」から何を学びどう生かすのか

 先日、私が所属する「新政とよなか議員団」の一員として視察を実施しました。視察先は山口県宇部市と熊本市の二か所で視察目的は、「ごみ持ち去り禁止条例」について宇部と熊本市、「図書館の指定管理者による運営」については熊本市で実施しました。

 ごみの持ち去り条例については全国的にも多くの自治体が条例化に踏み切り、豊中市においてもその必要性について研究の対象となっています。そもそもこの条例化の目的は、廃棄物の発生を抑制し、再使用を促進するとともに、廃棄物を適正に処理し、生活環境の保全や公衆衛生の向上を図ることで市民の健康や快適性の確保に資することを目的としています。

 しかし、こうした目的で出され、自治体や地域自治会、子供会等が努力しているにもかかわらず、悪質業者や個人が正規の回収前に持ち去ったり、中には必要なものだけを持ち去るためにごみ集積所の秩序や衛星管理を著しく阻害する事例が多発するため条例化の話が現実化してきました。両市の条例化はこうしたことを防止するため宇部市の場合は5万円以下の過料、熊本市の場合は20万円以下の罰金刑を課することとしています。

 条例化の後には両市とも持ち去り事案が大幅に減少したそうですが、当面はパトロールなど継続して実施するとしています。豊中市としても両市からいただいた詳細なデータや問題点なども検討しながら実施の是非について市理事者との議論を活発に行う必要があると考えています。


 また、熊本市での図書館の指定管理者への委託については、新規に開設した「くまもと森都心プラザ図書館」を直営ではなく指定管理者への民間委託を図ることで当初目標の約2.5倍、24万人の来館者数を実現したこと、更に開館後1年間で12.000人近い新規登録があったとされています。

 その効果の主な要因として、著名な講師の講演会や地元アーティストの作品展示、民間企業との協力や地域との連携など、これまでにない手法やアイデアが生かされた事。更に全員が司書資格を有する図書館業務従事者の中で、10年以上の経験を有する図書コンシェルジュを各階に配置やビジネス支援センター(起業、経営、融資相談に必要な図書館資料を中小企業診断士と連携)の活用なども大きな効果を発揮したものと思われます。
勿論、これまでにない開館日や時間の延長(第3水曜のみ休み)も顧客利便を満足させているものと考えます。


fukuokamasaki at 01:27コメント(0)トラックバック(0) 

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