2015年06月25日

上新田地区の「まちづくり」

 開発から50年が経過した千里ニュータウンの真ん中に「上新田地区」がある。開発当初1000人が居住する400年前のニュータウンは、計画には入っていたが根強い反対のため除外された。この地区へ入ると現在のニュータウンのたたずまいとは全く別世界の感覚だ。天神社の鎮守の森や家紋の入った白壁の住宅、純和風の建築で府指定文化財でもある新田小学校も健在。歩いていると日本人の心を取り戻すような存在だ。守らなばならない文化や伝統はあまりにも多く、生活の利便性改善とセットでの協力姿勢が必要だ。

 これまでこの趣旨に沿って市への要望や調整に同じ会派に所属し取り組んできたのが中蔵元議長だ。12年間ともに仕事をしてきたが、その熱心さと実績の数々には一目置いてきた。千里ニュータウンの「まちづくり」に取り組んできた私としては良き先輩でもありライバルでもあった。今回、4期16年の議員活動に終止符を打たれ引退された。後継として指名された私に荷は重いかもしれないが、千里の心のよりどころとなる上新田地区の「まちづくり」に最大限の協力と努力を傾注したいと考えている。


fukuokamasaki at 15:47コメント(0)トラックバック(0) 

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