2016年10月28日

「老いて、長生きに耐えられるか」

 NPO法人、大阪大学と連携し談話会を新千里東町で開催しました。タイトルは「老いて、長生きに耐えられるか」というもので、副題として認知症、看取り、尊厳死、幸せな晩年とは?というものです。

 現在、我が国では少子化と高齢化が同時進行する中で人口減少社会に突入しています。特に団塊の世代と言われる昭和22〜24年生まれが2025年には全員が75歳以上の後期高齢者となり、そのピークを迎えることになります。かつては数名の若年層が1人の高齢者を支えるという時代から1.8人で1人を支えるという非常に厳しい現実が迫りつつあります。そういう時代に何が起こるのかというと、生産年齢人口が急激に減少することから国の富や個々人の富が減少するとともに税収の落ち込みや年金、健康保険料の収入減は確実なものとなります。

 一方、高齢者が急増することから医療費増や介護費用増が深刻な問題となるほか、介護できる親族等も減少することになってきます。更に高額医薬品の薬価収載が目白押しとなるほか、高額療養費制度か追い打ちをかけ健康保険財政も風前のともしびとなる可能性も現実問題となります。こうした危機的状況を回避するため、将来的には少子化の改善や持続的な経済成長など不可欠ですが、一朝一夕に実現するものでもなく国として頑張ってもらわねばなりません。また、豊中市や我々自身が出来ることにも全力で取り組むべきです。


 こうしたことの具体的取り組みの一つとして私自身は、豊中市と大阪大学との連携協定を生かした共同の取り組みを推進すべくNPOの協力も得て大学との連携に取り組んでいます。今回実施した談話会は、こうした現実を市民と共有し、現場の声を聴くとともに当事者の理解や協力を得ることで連携強化を図るためです。更にこの動きや連携の成果として健康寿命の延伸、認知症予防、市民意識の改善に結びつけねばなりません。


 地区会館で実施した談話会には約50名の市民や関係者が集い活発な議論や質問が相次ぎました。コーディネーター役の先生も熱心な市民の方々が多いのには感心していました。ぜひ近いうちに2回目を開催したいとのことでした。私自身も大学と豊中市との連携に積極的に関わり役割を果たすとともに、確実な成果に結びつくよう努力したいと考えています


fukuokamasaki at 23:14コメント(0)トラックバック(0) 

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