2009年09月
2009年09月28日
9月3日に始まった議会は25日の自民党、公明党、28日の新政とよなか、ネクスト豊中、市民クラブ、29日の共産党、無所属の順序で「個人質問」が始まりました。
28日、私は所属する「新政とよなか」の2番手として質問をしました。
質問内容は1.経営資源の活かし方について
2.コミュニティ政策について
3.少路高校跡地について
4.環境政策について
以上4つのテーマで質問しました。
1.については豊中市の各施設に設置されている自動
販売機全89台のほとんどが職員厚生会をはじめ特定
の団体が既得権化しているため、それを是正し公募
入札方式に切り替えるよう迫ったもの。
結果として利益金が特定の団体ではなく市に入ること
になり、財政再建の一助になる。
これはほんの一例で豊中市の持つ「経営資源」を有
効に活用することは喫緊の課題であり、今後とも取り
組んでいきたい。
2.コミュニティ政策については、来るべき「地方分権」
「地域主権」の時代を先取りし、自治基本条例を制定
し取り組んでいますが、様々な取り組みとともに市の
職員がもっと現場感覚を磨けという話。現在は新千里
東町をモデルに取り組んでいます。
3.については、今年3月に廃校した少路高校跡地の売
却について、マンション事業者に売却せず、学校施設
として残し、私学を誘致するとともに豊中市を真の教
育文化都市として再生を目指す話です。
4.については、新政権が発表した温暖化対策1990年
比25%のCO2削減に対し、それ以前から豊中市
が打ち出しているCO2削減対策をどのように進めて
いくか。(豊中市は国と同程度の数値目標をもつ)
以上の詳細については、「市政だより」33号で報告
します。
28日、私は所属する「新政とよなか」の2番手として質問をしました。
質問内容は1.経営資源の活かし方について
2.コミュニティ政策について
3.少路高校跡地について
4.環境政策について
以上4つのテーマで質問しました。
1.については豊中市の各施設に設置されている自動
販売機全89台のほとんどが職員厚生会をはじめ特定
の団体が既得権化しているため、それを是正し公募
入札方式に切り替えるよう迫ったもの。
結果として利益金が特定の団体ではなく市に入ること
になり、財政再建の一助になる。
これはほんの一例で豊中市の持つ「経営資源」を有
効に活用することは喫緊の課題であり、今後とも取り
組んでいきたい。
2.コミュニティ政策については、来るべき「地方分権」
「地域主権」の時代を先取りし、自治基本条例を制定
し取り組んでいますが、様々な取り組みとともに市の
職員がもっと現場感覚を磨けという話。現在は新千里
東町をモデルに取り組んでいます。
3.については、今年3月に廃校した少路高校跡地の売
却について、マンション事業者に売却せず、学校施設
として残し、私学を誘致するとともに豊中市を真の教
育文化都市として再生を目指す話です。
4.については、新政権が発表した温暖化対策1990年
比25%のCO2削減に対し、それ以前から豊中市
が打ち出しているCO2削減対策をどのように進めて
いくか。(豊中市は国と同程度の数値目標をもつ)
以上の詳細については、「市政だより」33号で報告
します。
2009年09月21日
16(水)に提出した質問通告書により、28(月)の個人質問の項目が決定すると同時に公開されました。
質問テーマに直接かかわる部局は当然のこと、関連部局とのやり取りを頻繁に行っています。しかし、私が担当する28(月)まで連休や土日閉庁のため、議論できる物理的な時間が少なくメールでのやり取りも必要となってきます。また、議会開会中といっても専念できるわけでもなく多忙を極めますが気分転換になる催しもあります。
17(木)はニュータウン内のサロンへ、18(金)は東豊中のグループホーム、19(土)は市内各小学校区で開催された「敬老の集い」の各会場を訪問しました。(「敬老の集い」が開催された19日は連休中だったり新型インフルの影響か全体的に参加者が例年より少なかったように思います)
19(土)の夜は地元新千里東町の自治会定例会に出席しました。この日は定例会を利用し、豊中市が制定した自治基本条例に基づく「コミュニティ政策」のモデル地区に指定された東町で「コミュニティ講座」を開催。
市内でも先進的な取り組みを実践し成果を上げている「新千里東町」での事例を市に対し、逆レクチャーするという側面もあり、政策企画室にとっても勉強になったことと思います。
市の進める「コミュニティ政策」の基本的な考え方を10年以上前から実践してきた地域として、成功体験も不具合な部分も含め正確に調査・分析し、それぞれの地域にあった「コミュニティ政策」のシステム構築を全市へ拡大普及していただきたいと思います。
質問テーマに直接かかわる部局は当然のこと、関連部局とのやり取りを頻繁に行っています。しかし、私が担当する28(月)まで連休や土日閉庁のため、議論できる物理的な時間が少なくメールでのやり取りも必要となってきます。また、議会開会中といっても専念できるわけでもなく多忙を極めますが気分転換になる催しもあります。
17(木)はニュータウン内のサロンへ、18(金)は東豊中のグループホーム、19(土)は市内各小学校区で開催された「敬老の集い」の各会場を訪問しました。(「敬老の集い」が開催された19日は連休中だったり新型インフルの影響か全体的に参加者が例年より少なかったように思います)
19(土)の夜は地元新千里東町の自治会定例会に出席しました。この日は定例会を利用し、豊中市が制定した自治基本条例に基づく「コミュニティ政策」のモデル地区に指定された東町で「コミュニティ講座」を開催。
市内でも先進的な取り組みを実践し成果を上げている「新千里東町」での事例を市に対し、逆レクチャーするという側面もあり、政策企画室にとっても勉強になったことと思います。
市の進める「コミュニティ政策」の基本的な考え方を10年以上前から実践してきた地域として、成功体験も不具合な部分も含め正確に調査・分析し、それぞれの地域にあった「コミュニティ政策」のシステム構築を全市へ拡大普及していただきたいと思います。
2009年09月17日
14(月)からは、25(金)から始まる本会議での個人質問の準備に入りました。私の質問は28(月)の2番手として午前10時45分ころから始ります。(インターネット中継あり)
私の場合今回は、全部局のうち普段から感心を持って取り組んでいる内の約10のテーマを選び各部局の担当者から聞き取りを実施します。14、15の両日で大方の作業を実施し、16(水)の午前中にテーマを決定し「質問通告書」を議会事務局に提出しました。
28日の質問内容は
1.経営資源の活かし方について
2.コミュニティ政策について
3.少路高校跡地について
4.環境政策について
以上4つのテーマで質問します。
「質問通告書」を提出しテーマが決定してからが大変で、質問事項に対し納得行く答弁がなければ何度も突き返し、納得するまで議論することになります。
時には質問当日の直前まで混乱することになり、現在でもやり取りの最中です。
(結果はネット中継をご覧ください)
議会での質問は単なる儀式やパフォーマンスではありません。質問を通じて市政を動かし、市民の幸せや市の発展に貢献できなければ仕事をしたことにはならず当日まで最善を尽くします。
私の場合今回は、全部局のうち普段から感心を持って取り組んでいる内の約10のテーマを選び各部局の担当者から聞き取りを実施します。14、15の両日で大方の作業を実施し、16(水)の午前中にテーマを決定し「質問通告書」を議会事務局に提出しました。
28日の質問内容は
1.経営資源の活かし方について
2.コミュニティ政策について
3.少路高校跡地について
4.環境政策について
以上4つのテーマで質問します。
「質問通告書」を提出しテーマが決定してからが大変で、質問事項に対し納得行く答弁がなければ何度も突き返し、納得するまで議論することになります。
時には質問当日の直前まで混乱することになり、現在でもやり取りの最中です。
(結果はネット中継をご覧ください)
議会での質問は単なる儀式やパフォーマンスではありません。質問を通じて市政を動かし、市民の幸せや市の発展に貢献できなければ仕事をしたことにはならず当日まで最善を尽くします。
2009年09月13日
12(土)は「千里中央コラボ」で開催された「環境フォーラム」に出席しました。
これまで5月26日から8月25日まで市内各所で6回開催され、「第2次豊中市環境計画」と「第2次豊中アジェンダ21」を作るために、いろんな立場の方が集まり市民ワークショップを開催してきました。
7回目の今回は、そのまとめとして開催され多くの市民や他市からの参加も含め数十名が参加されました。13時から総合コーディネーター永橋為介(立命大准教授)氏の軽妙な話を交えた参加者の意識調査に始まり、後半は7班に分かれてワークショップが開催されました。
これまでのワークショップで蓄積された「市民参加」、「持続型社会」、「環境学習」、「地球環境」、「省エネ」など様々なテーマでの意見やデータを元にさらに検証を加えるワークショップで市民の生の意見やアイデアに触れ、大いに勉強させられることとなりました。
今後は、市の提示している※「チャレンジマイナス70」にも大いに役立てたいと思います。
※チャレンジマイナス70とは
豊中市が目指す二酸化炭素削減目標で、1990年度比70%削減を2050年度に達成することを目的とした計画です。
夜は先月22日に開催された新千里東町「夏祭り盆踊り大会」の反省会に出席しました。
これまで5月26日から8月25日まで市内各所で6回開催され、「第2次豊中市環境計画」と「第2次豊中アジェンダ21」を作るために、いろんな立場の方が集まり市民ワークショップを開催してきました。
7回目の今回は、そのまとめとして開催され多くの市民や他市からの参加も含め数十名が参加されました。13時から総合コーディネーター永橋為介(立命大准教授)氏の軽妙な話を交えた参加者の意識調査に始まり、後半は7班に分かれてワークショップが開催されました。
これまでのワークショップで蓄積された「市民参加」、「持続型社会」、「環境学習」、「地球環境」、「省エネ」など様々なテーマでの意見やデータを元にさらに検証を加えるワークショップで市民の生の意見やアイデアに触れ、大いに勉強させられることとなりました。
今後は、市の提示している※「チャレンジマイナス70」にも大いに役立てたいと思います。
※チャレンジマイナス70とは
豊中市が目指す二酸化炭素削減目標で、1990年度比70%削減を2050年度に達成することを目的とした計画です。
夜は先月22日に開催された新千里東町「夏祭り盆踊り大会」の反省会に出席しました。
2009年09月11日
常任委員会が終了しました。
7日の文教に始まり8日建設水道、9日環境福祉、10日総務と各常任委員会が開催され委員会可決されました。審議の主なものは、国が景気対策として組んだ補正予算のうち地方自治体に向けた交付金が重要な審議内容となりました。民主党は、現政権の補正予算について未執行の分については凍結、執行済み分に関しても一部については回収するとの方針を出しています。
しかし、われわれ基礎自治体の議会としては、現政権から公布された補正を粛々と議論せざるを得ず、新政権の今後の動向が注目されます。
私が所属する「環境福祉常任委員会」でも活発に議論されました。
私が指摘した問題は「安心生活創造事業」として公布された補正予算の今年度分1.560万円で3年間にわたって実施し、場合によってはさらに延長するとするものです。
しかし、今年度分でも執行停止や交付済み分についても回収する可能性があるといわれては、委員会の議論も空しくなってきます。
「安心生活創造事業」の中身は、75才以上の高齢独居老人の安心・安全を実現するため、安否確認や生活サポートをする人材を確保しその人件費としています。名称はともかく「独居高齢者の安否確認」のシステム構築は基礎自治体として豊中市もこれまでに取り組んでおり、民生委員、校区福祉、ボランティアなどが行政と連携し実施しています。
今回の委員会で某委員からこの制度は屋上屋を重ねるシステムで感心できないとの意見がありましたが、現場の実情が少しでも分かっていれば当然出てくる意見です。現在の豊中市では上記組織や個人ボランティアが行政と共同で、しかも無償で取り組んでいます。また、わが校区では一部自治会や防犯など横の連携にも取り組み実施しています。
そこに一般募集した「安心協力員」が有償で加われば何らかの混乱が予測されます。(「安心協力員」が現在関わっている人たちより地域の把握や信頼感に優れているとは思えない)
この制度を実施するには余程、慎重かつ綿密に計画実施に取り組むよう要請したいと思います。
いずれにしても今後、地方分権、地域主権のシステムがしっかりしたものとなれば、基礎自治体の「やる気と能力」が問われることとなります。
7日の文教に始まり8日建設水道、9日環境福祉、10日総務と各常任委員会が開催され委員会可決されました。審議の主なものは、国が景気対策として組んだ補正予算のうち地方自治体に向けた交付金が重要な審議内容となりました。民主党は、現政権の補正予算について未執行の分については凍結、執行済み分に関しても一部については回収するとの方針を出しています。
しかし、われわれ基礎自治体の議会としては、現政権から公布された補正を粛々と議論せざるを得ず、新政権の今後の動向が注目されます。
私が所属する「環境福祉常任委員会」でも活発に議論されました。
私が指摘した問題は「安心生活創造事業」として公布された補正予算の今年度分1.560万円で3年間にわたって実施し、場合によってはさらに延長するとするものです。
しかし、今年度分でも執行停止や交付済み分についても回収する可能性があるといわれては、委員会の議論も空しくなってきます。
「安心生活創造事業」の中身は、75才以上の高齢独居老人の安心・安全を実現するため、安否確認や生活サポートをする人材を確保しその人件費としています。名称はともかく「独居高齢者の安否確認」のシステム構築は基礎自治体として豊中市もこれまでに取り組んでおり、民生委員、校区福祉、ボランティアなどが行政と連携し実施しています。
今回の委員会で某委員からこの制度は屋上屋を重ねるシステムで感心できないとの意見がありましたが、現場の実情が少しでも分かっていれば当然出てくる意見です。現在の豊中市では上記組織や個人ボランティアが行政と共同で、しかも無償で取り組んでいます。また、わが校区では一部自治会や防犯など横の連携にも取り組み実施しています。
そこに一般募集した「安心協力員」が有償で加われば何らかの混乱が予測されます。(「安心協力員」が現在関わっている人たちより地域の把握や信頼感に優れているとは思えない)
この制度を実施するには余程、慎重かつ綿密に計画実施に取り組むよう要請したいと思います。
いずれにしても今後、地方分権、地域主権のシステムがしっかりしたものとなれば、基礎自治体の「やる気と能力」が問われることとなります。