2010年07月

2010年07月31日

 議院選挙後の混乱が収まらない。衆参両院で民主党が過半数を得られず、完全に「ねじれ国会」となってしまった。

 この状態では何も決まらず政策ごとの「部分連合」が現実的な打開策かも知れない。結局、期待できる政治家や政党は「責任を伴う為政者」となって初めてその力量も判る。

 そういえば参院選で落選した法務大臣が居座り今頃になっての死刑署名。また、社民党を離党した辻本議員が民主会派入りの噂、同党の更なる左傾化が危惧される。それとも大臣、副大臣となり国を動かす大変さ、国民を背負っている意義を肌身で感じての変節であれば一定の評価もあろう。

 今後の言動を注意深く見守りたい。

 



fukuokamasaki at 22:23コメント(0)トラックバック(0)いろいろなお話(by福岡正輝) 

2010年07月24日

 22日から始まった代表質問もわが会派は終了し、後は他会派の質問を聞くだけとなり、幾分精神的にも落ち着いた状況です。しかし、この2日間朝から夕方まで座りっぱなしでいささか運動不足です。

 23日は本会議終了後、幾分明るかったので約1時間かけて地域の学校周辺や公園をパトロール。あまりの暑さに子どもたちの数も少なかったが、それでも何ヶ所かで元気に遊びに興じる子供たちに遭遇。挨拶や会話、時に一緒にボールをけり遊ばせてもらいました。

 帰宅後、夕食もほどほどに8時からの地域防犯合同夜警パトロールに参加しました。このパトロールは防犯東丘支部が地域に呼びかけ実施しているもので夏季3回、歳末3回実施しているものです。約50名の参加者を3班に分け地域をくまなく回ります。この町でのパトロールは「挨拶声かけ運動」が浸透しているためか、友人・知人、顔見知りも多く忙しいこと、このうえもありません。有難いことにうろついてる青少年に出くわすこともなく平穏無事な町の様子にホッと一息。こうした状況も不断の努力を続ける「地域力」のおかげか?

 終了後、妻が所属する「少年補導員」の定期パトロールに出席するため豊中署まで送ることになりましたが、私も許可を得てパトロールに参加しました。22時に豊中署に約20名の補導員さんが集まり、「おまわりさん」たちと車でコンビニパトロール、その後「服部緑地公園」を一周しました。
 夜の緑地公園は昼間とは全く違った異質なもので、働いている世代の散歩、ジョギング、サイクリング、サッカー等々、いろんな人たちに使われていることを再確認することになりました。
幸いにも青少年の徘徊や問題になるようなことにも遭遇せず安心して「緑地公園」を離れます。

 最後にお巡りさんが気になっている公園を巡回、そこには中学2年から高校中退の18歳までの数人がいました。それぞれの子どもたちと話をしますが、どの子もひねた様子もなくおとなしい子で、聞いてみると「学校が面白くない」、「家での居場所がない」との話でした。特に中学2年の子は、うるさがるどころかひっきりなしに話しかけようとし、いじらしいほどでした。この子の育つ環境、とりわけ家庭がもう少ししっかりしておればと思いつつも、「早く家に帰りや」としか言えないもどかしさに………

 帰宅した時には深夜になりましたが、なかなか寝付かれないのは熱帯夜のせいだけではありませんでした。


fukuokamasaki at 11:06コメント(0)トラックバック(0)いろいろなお話(by福岡正輝) 

2010年07月22日

 文部科学省が21日、全国の公立小中学校の校舎や体育館の今年4月1日現在の耐震調査結果を発表した。
全国平均は73.3%で前年比伸び率が6.3%と平成14年の調査開始以来、過去最大の伸び率だった。

 学校耐震化率については、議員になってしばらくして豊中市立小中学校の耐震化率が20%にも満たず大阪府内市町村の下から5番目というとんでもない数値で愕然としました。以後機会あるごとにこの問題を取り上げ、耐震化率向上に取り組んできました。(現在でも20%台半ば)

 しかし、財政難を理由に一向に改善されず、むしろ教職員組合や関係議員などの「エアコンや扇風機を設置しろ」の大合唱に市は小中学校の全教室のエアコン設置を決定し、中学校から取り掛かることになりました。

 この問題に猛然と異を唱え、代表質問で私は「全教室エアコン設置は子どものためにもならず、財政負担や当市が取り組む環境問題にも逆行する」、100歩譲っても学校耐震化率向上を優先させ、子どもたちの命を守ることが最優先だと主張しました。
 また、震災非常時には市民の避難場所ともなる体育館の耐震を最優先し、とにかく豊中市立学校の体育館だけはどこでも安心という状況を作るべきと論陣を張りました。

 結果として力不足で、中学校の全教室のエアコン設置は実現してしまいました。その後も粘り強く主張を続けるうちに、中国・四川大地震で多くの学校が倒壊したのを受け、地震防災特別措置法の改正や世論の関心も高まり市の施策変更が実現しました。

 今、豊中市内の多くの学校で行われている体育館の耐震工事を見るにつけ、粘り強く続けた主張が報われたと感無量となります。それにしてもくじけそうになった気持ちを支え賛同してくれた会派の議員たち、そして何といっても駅頭での街宣活動で「エアコンより耐震を」と訴えていた私に女子中学生の言った言葉、「豊中市、大変や大変や言うとってエアコンなんか付けとって大丈夫なん」、「おっちゃん頑張って!」の声が耳から離れない…


fukuokamasaki at 07:15コメント(0)トラックバック(0)いろいろなお話(by福岡正輝) 

2010年07月21日

 先日、新千里東町に12ある自治会の1つである「東丘住宅」の解散式がありました。わが町では戸建て住宅がなく全てが集合住宅です。これまでに6つの集合住宅が建て替わり、残りも一部を残してほとんどが計画中です。

 今回の建て替えはこれまでのものと比べて比較的規模も小さく152戸のうち79戸の皆さんが建て替え後も帰ってこられます。解散式に来賓として招かれた私は挨拶の中で、これまでの建て替え運動のご苦労、ご努力に感謝と敬意の思いを告げ、留守中も残された地域のものがしっかり「まちづくり」を引き継ぐことを伝えました。

 完成までの2年半このまちを離れる方、建替えを機会に故郷等へ転居する方、長年来の友人、知人との別れは寂しいものです。返ってこられる方、生活拠点を移す方、それぞれの健康と幸せを心よりお祈りしたいと思います。

東丘解散式



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2010年07月18日

 13日に始まった7月臨時議会、22日の代表質問で私は、市の持つ経営資源を活かす、照明のLED化、地域コミュニティ、教育振興計画の4部門を担当します。16日午前中に質問通告を済ませ、現在は3連休中にも関わらずそれぞれの担当部局と議論を展開しています。

 今回の質問にある「地域コミュニティ」については、約30年間の地域活動の集大成とも言うべき内容です。とかく希薄化する地域の絆や連携を憂い、ほとんどの地域活動団体の役員をこなした30年の蓄積は、議会活動での大きな財産となっています。

 豊中市41小学校区の代表的モデル地区となっている「わがまち」での経験を通した質問となるため、出来るだけわかりやすく質問したいと考えています。昨年から市の職員たちが何回も地域に入り、「肌身感覚」で地域を知り、フィールドワークに徹している姿はこれまでにないものです。昨夜の連協会議にも、研修・見学の立場で最後まで参加した熱い思いには感心しました。
 彼ら彼女たちの今後に大いに期待し、全市域での「コミュニティ醸成・発展」につなげて行きたいものです。


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