2012年08月

2012年08月30日

  昨日、千里阪急ホテルで「大阪国際空港就航都市サミット」が開催され「サミット宣言」がなされました。この企画は豊中市が就航都市に呼びかけ全国25の自治体首長や代理者が出席しそれぞれの思いを語られました。
まず、基調講演として早稲田大学アジア研究機構教授の戸崎 肇さんによる基調講演、開会式の後「大阪国際空港の概要とサミット開催のあゆみ」について紹介され、全体会議「都市間交流と空港を生かしたまちづくりを考える」を経てサミット宣言を採択しました。

 変化の激しい社会・経済状況のなかでこれからの空港の在り方や求められる役割、空港の存在価値などは重要視され、過去の迷惑施設としての見方も薄れつつあります。こうした中で当市の取り組んだ就航都市とのネットワークの構築は人・モノ・情報の交流を通じ、地域の活性化や産業振興にもつながる大きな役割を果たしています。

 特に関空と伊丹の経営統合により民営化された空港運営には大きな期待がもて、特に伊丹の活かし方いかんで更なる黒字に繋げることができます。要は利用者やエアラインに選ばれない空港や運営会社は自然淘汰される運命にあります。


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2012年08月25日

 今では完全普及し、なくてはならないツールとなった携帯電話ですが、全地域を完全カバーするのはなかなか難しい状況です。現在の市街地でも一部では電波が弱くて受信しにくい場所があるのが実態です。この状況を埋めるため携帯各社は問題解決に取組んでいますが、基地局とその電波による人への電磁波障害などがネックとなり、どこにでも設置できるわけではありません。その他の理由としても電子機器などへの影響や落雷の誘発、美観上や資産価値への影響、精神的ストレスの増加などが言われています。この問題については、アメリカなどと違って日本での認知度は低いというのが実態ですが、医学的な見地で証明されているわけではありません。(証明には長い年月が必要なのかもしれません)

 さて、今回この問題を取り上げたのは、新千里東町の近隣センター南西角地(東丘小学校正門の近く)に某携帯電話会社がアンテナ設置のため近隣自治会に設置の同意を求めて来たのですが、特定自治会だけでなく地域全体の問題として考えていただきたいと思っています。

 この電磁波障害の問題については十数年前から関心を持ち個人としてだけでなく議員としても取組んできました。少なくとも千里ニュータウンとその周辺での基地局設置については環境部への届けと同時にその検証と地域住民の相談窓口となってきた経緯もあります。多くの場合高いビルやマンションの屋上のケースが多く、今回のような地上から約14メートルの高さでの直接設置は経験ありません。 尚、人体などへの影響については電磁波発生源からの距離の三乗に反比例すると言われています。
(これまでの実態では設置されたケースや新規マンションが原因でありながら、その屋上への設置を拒否されるケースもあります) 

 いずれにしてもこの問題は、情報を公開しこの場所での設置についての是非を議論するべきだと考えています。特に東丘校区は市内41小学校区で初めての地域自治組織を持つ先進的な地域であり、うってつけの材料が提供されたと考えます。


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2012年08月21日

 毎年8月の中・下旬は各地域で夏祭りが行われます。地域の祭りはほとんどの場合、企画、準備、実行、とそのほとんどが地域住民が行い参加者の大部分も地域の人々で占められます。私の地元である東丘小校区(新千里東町)でも18日に実施されました。この日は前日準備の後、早朝から当日準備に入り、櫓(やぐら)の組み立てや本部席、多くの売店など昼前にはほぼ準備完了、夕方の開会を待つばかりとなりました。

 ところが午後3時ころから天気の急変により、大雨・雷・洪水警報が発令され雷鳴とともに大雨となり、これまでの準備作業が台無しになるような状況となりました。実行委員会からは午後5時に判断すると発表されましたが、その時点では警報が出されたままで大阪市内では落雷により死傷者が出たとのニュースもありました。当然、中止で明日に順延と考えていた方々にとっては「決行」の指示に戸惑われたのではないでしょうか。
次年度以降については、こうした場合のリスク管理やマニュアルの整備が課題となりそうです。

 課題を残した決断ではありましたが、その後の警報の解除によるラッキーや再準備にかかる自治会や各種団体の懸命の努力もあり、祭りはほぼ予定通りに行われました。参加者の数もこうした悪天候にもかかわらず広い小学校校庭がいっぱいになりました。厳しい状況下でも祭りを成功裏に行うことができたのも、長年取り組んできた地域のまとまりのよさであり、当日の市長挨拶にもあった豊かな市民力、地域力とともに地域自治システムの先進地域であればこそと思います。


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2012年08月10日

 先日、空港問題調査特別委員会として国交省、大田区、羽田空港への視察を実施しました。2日は国交省への要望を実施し官僚との懇談、その後大臣と政務官にも要望事項について直訴しました。この中で具体的な要望事項として 1.発生源対策 2.空港周辺対策 3.安心・安全の確保 4.空港と調和したまちづくり 5.大阪・関西両国際空港の経営統合 などについて申し入れをし、事務方との質疑がありました。

 1〜4の項目については各委員から質問や意見が多く出たので、私からは5.の問題に絞って質疑を行いました。両空港については7月1日に経営統合され、それぞれの特性や経営資源を活かし運営することになっています。私自身はこの問題について、関空の抱える1兆2000億ともいわれる有利子負債を返却し経営を軌道に乗せるには、関空、大阪(伊丹)の持つ特性を十分生かし経営努力する以外にないことを申し上げ、その方法として現在のジェット、プロペラ枠のフル活用(余っているプロペラ枠の低騒音ジェットへの振り替え)が不可欠、また、北海道、沖縄への復便や国際チャーター便、将来的には近距離国際定期便の復活が必要であると主張しました。

 特に後背人口(約1時間で空港へ行ける)1500万人ともいわれる立地の良さや空港へのアクセスの良さなど、航空会社や利用者利便に支持された経営資源を活かさない手はないと主張しました。また、空港周辺にある膨大な移転跡地等についても利用次第で空港の活性化に寄与できること。さらに、空港の活性化は豊中市のみならず関西圏にとっても大きな利益になることを申し添えました。

 結局、空港経営やその活かし方については、民間に任せ国や自治体が手足を縛ることがあってはならないし、必要最小限な規制にとどめるべきだと考えます。


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2012年08月06日

 あまりの暑さと仕事の多さ、オリンピック期間中という言い訳もあってブログの更新が進んでいません。この期間には重要な問題が含まれていますが、とりあえずは報告のみとし、詳細については別の機会に報告します。

 26日は大阪航空局への要望(空港問題調査特別委員会として)、27日はUR都市機構の建て替えチームリーダー(西日本支社)の訪問を受け面談、夜は地域防犯主催の夜警パトロールに参加、28日は所属自治会の集金業務と会議に参加しました。

 30日は幹事長会議、議会運営委員会の後、7月臨時議会が行われました。夕方からは会派の打ち上げと反省会、議会改革の新提案についての会議のため泊りがけで川西市へ、31日は役所に戻り議会改革にかかわる4提案を提出しました。

 8月2〜3日は空港問題調査特別委員会として国土交通省への要望と大田区役所、羽田空港への視察を実施しました。4〜5日は豊中まつりに参加し、沖縄市長、市議会議長や大阪空港就航都市のメンバーと懇談しました。また、5日は実践倫理校正会(朝起き会)に参加ののち、豊能地区消防総合訓練に来賓として出席、6日は平和祈念朝起き会に出席しました。


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